職場や作業現場では労働災害を未然に防ぐため危険予知活動が行われています。
ルールの厳しい作業現場では、朝の作業開始前、10時の休憩、昼の作業開始前、15時の休憩でKYの記入を求められます。
この記事では幅広い業種で使える危険予知(KY)と対策の例文を作業ごとに提供します。
準備作業時
足元の段差(資材)に躓き転倒する 対策 足元注意、動線に資材を置かない
周囲を確認せず重機と衝突する 対策 左右確認、安全通路を移動する
電線管(鋼管など)布設時
手元が滑り電線管を落下させる 対策 手元注意、長尺物作業時は2人以上(共同作業)で行う
無理な姿勢で作業し腰を痛める 対策 重量物は2人以上で持つ。目安は20㎏
立ち馬(高所)から墜落する 対策 高所では安全帯を先掛けする
ケーブル布設時
カッター(刃物)使用時、手を切る 対策 切創手袋を着装する
開口部から墜落する 対策 開口部周囲には囲いを行う 不要な開口部はすぐに閉める
玉掛け作業時
荷が落下し、作業者に落ちる 対策 吊荷の下には絶対入らない 人払いの徹底
重量物のため指を挟む 対策 玉掛資格者以外は荷に触らない 手カギを使用する
まとめ
工事現場は危険な場所がたくさんあります。
ちょっとした不注意や近道行為で簡単に怪我をしてしまいます。
- まずは現場のルールを守ること
- 無理は絶対しない
- 少しでも危険だと思えば作業をとめる
安全第一で頑張っていきましょう。
コメント